めありのおひま箱

独身OLの日常を徒然なるままに。転職話、お料理、お出かけ日記、教育熱弁など書きます。

これからの子どもたちに求められること

めありです。

今回は「大学入学共通テスト」の話をします。今、かなり世間で話題になっていますね。

 

1.念のためのおさらい

知っている人も多いかと思いますが、念のためざっくりおさらいしておきます。

 

政府は来年の2020年度(今の高2)の大学入試から「センター試験」をやめ、「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」というテストに切り替えると発表していました。

センター試験は全教科マーク形式だったのに対し、共通テストでは、国語と数学に記述問題を加えることになっていました。

また、英語に関しては共通テストの他に、英検やGTECなどの民間試験も評価に加えることになっていました。

 

この記述試験と英語の民間試験の導入が今回の入試改革のメインでしたが、つい先日の発表で2つとも延期となりました。

つまり全教科マーク形式のまま。英検もGTECも絶対必要ってわけじゃなくなりました。(ただし、大学によって英検やGTECが必要なところもあるので、気になる人は各大学のホームページを確認してくださいね。)

 

唯一共通テストで変わったままなのは、英語の筆記とリスニングの配点が150点:50点→100点:100点になることです。筆記と同じくらいリスニングが大事になってきます。英語耳、大事すぎ!

 

2.じゃあ何も変わっていないの?

見た目上、英語の配点以外ほとんど変わらないように見えます。ただ、大きな変更こそ延期となっていますが、これからの受験生に求められる能力は確実に変わってきています。今回の入試改革はその布石です。

 

3.これからは「読解力」

これからの子どもたちに求められるのは「読解力」です。

この「読解力」とは、小説に出てくる登場人物の心情を読み取る力ではありません。

「初めて読む何かの説明やグラフ、表などから、自分に必要な情報だけを抜き出して、自分の言葉でまとめる力」です。

これが国語だけでなく数学や英語など他の全教科でも求められます。

もう、教科書の重要語句を丸暗記するだけでは入試で点が取れないのです。

「昨日といた問題と同じ問題がテストで出た♪」ということは減ってくるでしょう。

今回の入試改革では何も変わっていないように見えますが、入試の中身は全教科読解力が無いとできないように、どんどん変わっていくでしょう。

 

4.今からできること

じゃあ、今の子どもたちの勉強で何を重視したらいいのでしょう?

教育者という立場での私のおすすめを紹介します。

まずは説明文や論説文の問題をとことん鍛えること!ここで鍛えた力は全教科で使えます♪

そして、間違えた問題の答えを直すだけは禁止です。

例えば歴史で「藤原道長が行った政治は?」という問題が分からなかったとき、答えを見て「はい、摂関政治ね」で終わらないように!

摂関政治ってどんな政治?」、「そもそも何時代の話?」、「道長はなんでそんなことしたの?」ということまで調べるのです。

この調べるという行為こそが、自分に必要な情報を速く正確に抜き出す力を育てます。

 

理科でも英語でも数学でも、

温暖前線の特徴はこうだけど、寒冷前線はどうだっけ?」

「『買う』は英語でbuyか。過去形は何だっけ?」

「三角形の合同条件はこの3つか。待てよ、直角三角形の合同条件何だったっけ?」

・・・どんどん調べる習慣がつけば三重も四重も力になります!

 

5.おわりに

現在、日本の教育はあらゆるところで混乱状態です。

小学校の英語教育、プログラミングから大学入試改革までえらいことです。

小学校、中学校、高校までどこの学校現場も先生たちは大変です。

働き方改革どころではありません。

 

もう自分たちの未来は自分たちで掴んでいかないといけません。

勉強は未知との出会いです。

「知る」ことができるのは、幸せなことです。

どうしたら、これを子供たちに分かってもらえるか。

今の日本が、世界が求めている人材を育てられるのか。

日々試行錯誤中です。

 

めあり